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香港のガソリンを調べてみた

香港のガソリンは高い。レギュラーでHKD13~15、ハイオクでHKD15~16程度する。

つまり、HKD1をJPY15円換算した場合、レギュラーで最大210円前後、ハイオクで最大240円程度するのだ。これって日本の2倍の金額。街が狭いので高くてもそんなに消費しないでしょ?と思われるかもしれないが、街は渋滞が多く、山や坂も多いので燃費には厳しい環境で、それが意外に早くタンクの油計が減ってゆくのだ。

 

世界標準から見てどのくらい高いのか調べた。結果は、なんと世界一。

Gasoline prices around the world, 16-May-2016 | GlobalPetrolPrices.com

 

指数で言うと、ガソリンが安いと言われるUSAで0.65、税金部分が大きく高いと言われる日本が1.05と、香港の1.85に比べれば、何とも日本が安く思えてくる。

逆に世界で一番安いのは0.22のクウェート、2番目がサウジだそうな。そりゃ産油国だもんね。~0.7台が産油国が多く、日本の1.05は流石自動車製造大国・日本、それなりに努力してるじゃないですか。

 

逆に意外なのが、EU諸国。フランス、UK、イタリア、オランダ、ノルウェー、スウェーデンはほぼワーストに近く1.4~1.8台とそう香港と変わらない国も多数。

EU諸国は間接税率も高く、ロシアや中東からのパイプラインコスト等も負担しているのかなぁ等と考えると、わからないでも無いが、「あら、欧州で欧州車に乗るというのは大変なのね」と少し同情してしまう。

 

さて、そんなガソリンが世界一高い国(都市)の香港でガソリンが安く購入できる方法があると会社のドライバーに教わった。

それは、毎週1回の特売日に纏めて給油するということだ。

 

私の家の最寄りのGSはESSOなので、”Smile Card”メンバーになっている。これは日本のGSの会員カードと同じ無料会員・プリペイド無の仕組みであるが、日本では通常会員価格は▲2円程度であるのに対し、こちらの特売日のメンバー価格はなんと▲HKD2(=▲30円)と破格。

特売日は週1回程度あるので、思わず「そもそもの価格は何なの?」と思ってしまう。

ESSO(東方石油):ExxonMobil Hong Kong - Promotions Overview 

Shell:

Caltex:

特売日にSmile Cardを使った際のレシートがこれ。わざわざ会社から帰宅したあとにガソリン特売のために夜出かけた。33リットルの給油でHKD68(≒1千円)のディスカウント。1Lの単価が普段HKD15.48(≒230円)のものが特売日はHKD13.48(≒200円弱)。

少し行列ができていたが、待つこと5分程度、やっと給油に在りつけた(セルフではないので時間が混んでいると時間がかかります)。

また、通常のクレジットカード払いでもちゃんとディスカウントが使える。おまけに”Loyalty Point"なるマイレージポイントが貯まり、一定ポイントに達するとガソリンや備え付けコンビニのタイガーマートで買い物ができる優れもの。ただ、まだESSO以外で給油したことがないので、実は他のGSはもっと標準価格が安いだけなのかもしれない。

f:id:hkdriver:20160519230334j:plain

 

もう一つの疑問が、ハイオク(赤)を入れるか、レギューラー(青)のどちらを入れるか?

日本ではVW GOLFでも「欧州のターボ車はハイオクを入れろ」とのメーカー指示だったのでずっとハイオクを入れていたため、「VW系列のAUDIの2.0Lターボなら当然ハイオクだよね、」と思って今までずっとハイオク(Synergy Suprime+)を入れていた。

ところが、特売日で車が多かったせいか、周りの最新のベンツやBMWは皆レギュラー(青のSynergy Extra)を入れており、ハイオク(Synergy Suprime+)を入れているのは私の6年落ちの中古車だけ。あれ何か、おかしくない?と思って給油口を見ると「Ron 95」と書いてある。95って確かガソリンの種類だったよなと思い、Wikiで調べてみた。

 

無知は恐ろしい。ハイオクってハイなオクタン価のガソリンのことであるが、「ハイ」という言葉に踊らされ、高いガソリンを買っている気がしてきた。以下、Wikiの説明を抜粋。

Quote:

一般的に高性能エンジンはハイオクガソリン仕様である上に、かつて盛んに行われたハイオクガソリンの広告宣伝活動の影響もあり、「レギュラーガソリン仕様でもハイオクガソリンを入れれば性能が向上する」という説が存在するが、その説は一概に正しいとは言えない。 ハイオクガソリンは燃料そのものの熱量がわずかながら高いだけであり、高出力や低燃費を得るために圧縮比を高く設定したエンジンにおいて、高温になり自然発火(ノッキング)することを防ぐために、オクタン価を高めた燃料だからである。

もともとレギュラーガソリンを使用する前提のエンジンは、レギュラーガソリンでノッキングが起こらない設計になっており、更に2000年以降の多くのエンジンはノッキングの発生を感知し、それを最小限に抑えるように補正する装置が装備されているためハイオクガソリンを入れる意味はほとんどない。燃費が2〜5%程度向上する場合もあるが(電子制御ECUが普及する以前の2ストロークエンジン車のように、ある程度のノッキングを前提にしているエンジンの場合、ノックが減少し若干ではあるが燃費の改善が期待できる)、ハイオクガソリンとの価格差を考慮すると無意味のケースが多い。

また、レギュラー仕様でもターボチャージャースーパーチャージャーを装着しているエンジンにおいて、高回転運転を続け、エンジンの温度が高まった場合は、ノッキングが発生する可能性もある。こういった特殊な状況においては、ノッキング防止と言う点で効果は考えられるが、ノッキングセンサーが装備されているエンジンは多い[6]。一部のレギュラー仕様エンジンは、燃料のオクタン価の違いを判断し、自動的に点火時期をハイオク仕様に進角する物もあるので、この場合は「若干の出力の向上が見込める」と期待する人もいる。

「ハイオクガソリンに含まれている添加剤によってエンジン内部や燃料系統の清浄効果が得られる」という説があるが、実際の効果は車種等によって大きく異なっており、すべての車種に対して宣伝通りの効果が得ることができるとは限らない。

Unquote:

 

ターボ車だから、とかという理由だけで「ハイオク入れないと壊れるんじゃないの」と思っていた自分がいけなかった。日本はレギュラーだとRon値(オクタン価の数値)が89~91程度らしくRon95以上としている車でRon90前後では燃費が大幅に落ち、且つ長期使用すると故障の原因になるらしい。

香港のレギュラーは一般的にRon 98程度あるらしく、日本のハイオク並みの高オクタン価らしいということが分かった(ハイオクにしてもRon 99-100程度と価格の違いも1LあたりHKD1ドル程度と実は大きな性能Upが見込めず、添加剤配合で少しエンジンのスラッジが減る程度か?)。

周りのピカピカの新車のベンツやBMWがレギューラーでOKなら、次回から私もレギュラーにしようと思う。ただし、Esso HKのHPを見てもどこにもRon値の表示がないのが気になるが。